ニュース

韓半島 A to Z

主なニュース

北韓 JSAの警備兵力全員交代

ニュース2017-11-24
北韓 JSAの警備兵力全員交代

北韓軍兵士1人が今月13日、南北軍事境界線がある板門店の共同警備区域(JSA)で韓国側に亡命した事件を受けて、北韓が共同警備区域の警備兵を全員交代させたことがわかりました。
情報当局の消息筋が23日、明らかにしたところによりますと、「事件以降、北韓は、共同警備区域の警備兵を全員交代させた。該当部隊の指揮官だけでなく、上級部隊の幹部までも責任を問われることは、避けられないだろう」ということです。
警備兵の交代は、亡命を阻止できなかったことに対する問責とみられます。
北韓の共同警備区域の警備兵は、将校を含めて35人から40人とされています。
事件当時、北韓の警備兵は、北韓を逃れる兵士に向けて小銃などで40発あまりを撃っていて、警備兵の一人は追撃中、休戦協定に違反し、軍事境界線を越えています。
また、この消息筋は、「北韓が、亡命した兵士が車で通過した橋を閉鎖し、ゲートを設置している動きもとらえている。通行を制限するとみられる」と話しています。

[Photo : ]

新着ニュース