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北韓がミサイル発射準備か 日本政府が信号感知

ニュース2017-11-28

日本政府が北韓の弾道ミサイルの発射準備とみられる信号を感知し、警戒を強めていると、共同通信が28日、複数の日本政府関係者の話として伝えました。
信号は、27日に捕捉されたということですが、今のところ、ミサイルの種類は特定できない状況だということです。
日本政府の関係者は「数日内の発射もあり得る」としています。
ただ、衛星の映像からミサイルの本体や移動式発射台は確認できず、朝鮮人民軍による冬季訓練の一環などの可能性もあるとみて、慎重に分析を進めているところだということです。
北韓は9月15日に中距離弾道ミサイル「火星12」を発射して以来、ミサイルを発射していません。
しかし、アメリカが20日に北韓をテロ支援国家に再指定したことで、北韓がミサイル発射や核実験の挑発に出る可能性があるという見方が出ていました。
アメリカのトランプ大統領は、9月の国連総会の演説で「北韓の完全破壊」に言及しており、これに対して金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は、声明を発表し、史上最高の対応を示唆しています。
これと関連し、韓国政府筋は28日、「北韓軍が27日にミサイルの軌跡を追跡するレーダーを稼働させるほか、ミサイル発射前と同じ兆候が最近北韓で感知された。あらゆる可能性を考慮し、北韓に対するミサイル監視態勢を強化している」と述べました。
またアメリカ国防総省の報道官は27日、北韓が弾道ミサイルを発射する兆候を示す電波信号が補足されたとする報道に関し、事実関係の確認を避けつつ、「北韓の動向を引き続き注意深く監視する」と述べました。

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