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発射から2分で大統領に報告 速やかに対応 

ニュース2017-11-29
発射から2分で大統領に報告 速やかに対応 

北韓が29日未明3時17分ごろ、長距離弾道ミサイルを発射すると、挑発の兆候を注視していた大統領府青瓦台や韓国軍当局は速やかに対応しました。
北韓がミサイルを発射した29日午前3時17分から2分後の3時19分、鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長は、文在寅(ムン・ジェイン)大統領にこうした状況を報告し、文大統領はさっそく午前6時に国家安全保障会議(NSC)を招集するよう指示しました。
また、韓国軍当局はミサイル発射から6分後の3時23分に、東海上に敵のミサイル発射地点までの距離を考慮し、地上と海上、空中で発射地点を打撃するための合同精密打撃訓練を行いました。
訓練には、射程距離300キロメートルの「玄武(ヒョンム)2」弾道ミサイルと射程距離1000キロメートルの艦対地ミサイル「海星(へソン)2」、海軍のイージース艦などが動員されました。
「玄武2」は、有事の際、北韓の主要施設を撃破するもので、「海星2」は、韓国型駆逐艦、または1800トン級の潜水艦から発射して北韓の地上の目標物を打撃する兵器です。
青瓦台の関係者は、「北韓が挑発する可能性が高かったため、軍の対応訓練も予め準備されていた」と明らかにしました。

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