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北韓 「核保有国認めるなら、米と交渉」

ニュース2017-12-02
北韓 「核保有国認めるなら、米と交渉」

北韓は、核保有国としての地位を認めるならばアメリカとの交渉に臨む考えであり、「火星15」の発射は北韓がアメリカに送った交渉のシグナルだと、最近、北韓を訪問したロシア下院議員団が1日明らかにしました。
ロシア下院議員の代表団は先月27日から今月1日まで平壌を訪問し、北韓が大陸間弾道ミサイル「火星15」を発射した翌日の先月30日に、北韓でナンバー2の金永男(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長と会談しました。平壌訪問から帰国した下院議員のパシン氏は、インタファクス通信に対して、 金永男委員長が「北韓はアメリカ本土全域を攻撃できる大陸間弾道ミサイル『火星15』の発射に成功し、核保有国になるための目標を達成した。
北韓は交渉のテーブルにつく準備が整った。核保有国であることを認めるならば、交渉に出る」と述べたことを明らかにしました。
そのうえでパシン議員は、北韓による火星15の発射について「北韓がアメリカに交渉のシグナルを送ったものだ」と分析しました。
また、代表団の一員であるロシア下院国際問題委員会のアレクセイ・チェパ副委員長はタス通信に対して、「北韓はアメリカとの力のバランスをとるためにミサイル発射実験を行ったと主張している」として、「北韓を対話に引き出すためにはアメリカと韓国が政策転換をはかるべきだ」と主張しました。

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