IOC＝国際オリンピック委員会のバッハ会長が北韓訪問に向けて北韓側と協議しているもようです。
政府関係者が８日に明らかにしたところによりますと、バッハ会長は、来年2月に韓国で開かれる平昌冬季オリンピックへの北韓の参加について話し合うため、早ければ年内に訪朝する可能性があるということです。
バッハ会長の北韓訪問は、韓国政府との協議を踏まえて推進されているもようです。
北韓がバッハ氏の訪朝を受け入れるかは、今のところ不透明とされています。
別の政府関係者は、北韓が国連のフェルトマン事務次長の北韓訪問を受け入れていることから、バッハ会長の北韓訪問も認める可能性があるとの見方を示しました。
北韓は、フィギュアスケートのペアで平昌オリンピック出場枠を唯一獲得していますが、期限だった10月30日までに参加意思を表明しませんでした。
IOCは、北韓に参加の意向があるならISU＝国際スケート連盟と協議した上でワイルドカードを与えることを考慮し、参加費用もすべて負担するとして、北韓に参加を促しています。

[Photo : ]