韓日米 北韓ミサイル追跡の合同軍事演習を開始

北韓のさらなる挑発が懸念されているなか、韓国、日本、アメリカの3か国が北韓の弾道ミサイルを追跡するための合同軍事演習を始めました。
韓日米3か国は11日、2日間の日程で合同軍事演習を始めました。
演習では、3か国海軍のイージス艦がそれぞれの国の近海に展開されました。
アメリカが本土付近にイージス艦を展開し、合同軍事演習に参加するのは初めてで、北韓のICBM=大陸間弾道弾ミサイルがアメリカ本土に到達するのを想定したものとみられます。
今回の演習は、各国の海軍がレーダーで敵のミサイルを探知・追跡し、情報を共有するまでをシミュレーションするもので、探知されたミサイルを破壊する「迎撃」は含まれませんでした。
北韓の弾道ミサイルを追跡するための韓日米3か国の合同軍事演習は、去年6月に始まって以降、11月、ことし1月、3月、10月に続いてて今回が6回目となります。
一方、韓国軍の合同参謀本部は、平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックの開催期間中、韓米合同軍事演習を延期するかどうかは、いまのところ何も決まっていないと明らかにしました。
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