米国務長官 「北韓と前提条件なしで対話用意」
アメリカのティラーソン国務長官が、北韓との最初の対話を前提条件なしで行う用意があると述べ、注目が集まっています。
ティラーソン国務長官は12日、韓国国際交流財団とアメリカの保守系シンクタンクが共同主催しワシントンで開いたフォーラムで講演し、「北韓との最初の対話を前提条件なしで行う用意がある。核放棄を明記しなければ対話できないというのは現実的ではない」と述べ、北韓が核・ミサイル開発計画の放棄を明示しなくても対話に応じる考えを明らかにしました。
そのうえで、ティラーソン長官は、「対話をするには静かな期間が必要だ。そうでなければ生産的な対話は困難だ」と指摘しました。
アメリカはこれまで北韓が非核化計画や核・ミサイル実験を60日間停止すれば直接対話に向けたシグナルとみなす考えを示していましたが、ティラーソン国務長官が最初の対話を前提条件なしで行う用意があると述べたのは大きな変化とみられると、韓国メディアは報じています。
一方、統一部は、ティラーソン氏のこうした発言について、13日の定例会見で「北韓の核問題に役立つ対話が早急に実現することを望む」とする立場を示しました。
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