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日本漂着の北韓木造船 50年前のエンジン搭載か

ニュース2017-12-18
日本漂着の北韓木造船 50年前のエンジン搭載か

最近、北韓から漂流したものとみられる木造船が日本の海岸で相次いで発見されていることについて、木造船に使われたエンジンはおよそ50年前に作られたもので、長距離の航海には向いていないという見解が出されました。
日本の毎日新聞が17日、報じたところによりますと、先月21日、山形県鶴岡市に漂着した北韓のものとみられる木造船のエンジンの写真を漁業関係者が分析したところ、およそ50年前の技術で製造されたものとみられるということです。
このエンジンは、縦40センチ、横80センチ、高さ60センチほどの大きさで、全長およそ7メートルの船体の中央部に設置されていましたが、全体が赤さびで覆われていたため、メーカーや製造年度などははっきりしていませんでした。
これについて漁業関係者は、この種類のエンジンはおもに河川や沿岸部などで操業する船舶に適していて、波の高い沖合で操業する船舶には向いておらず、非常に危険な状態で航海したものとみられると指摘しています。
ことし1月から12月13日までの間、日本に漂流、漂着した北韓の船舶や乗組員の発見件数は、これまででもっとも多い83件に上っています。

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