平昌冬季五輪D-50 光明市長「北韓参加の可能性高い」

平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックを50日後に控えているなか、中国で開かれた国際幼少年サッカー大会に出席し、北韓の体育会の高官らと接触した光明市長が、北韓の平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックへの参加の可能性が高いという見方を示しました。
光明市の梁基大(ヤン・ギデ)市長は、韓国のCBSラジオのニュース番組に出演し、中国で北韓幼少年サッカー団のムン・ウン総団長、チョン・ナムチョル副団長、キム・ギオブ団長ら5人の高官と数回にわたって接触し、平昌冬季オリンピックへの参加を公式、非公式に要請したと伝えました。
これに対して北韓は、前向きな反応を示したということです。
梁市長は、江原道(カンウォンド)南北交流チームの一員として、江原道知事らとともに今月17日から3泊4日間の日程で中国を訪れました。
梁市長は、「北韓も、サッカー大会への参加と韓国側との接触のため中国を訪れたとされる。オリンピック参加について対話の必要性を認識し、準備してきたようだった」と説明しました。
また、「北韓のオリンピック参加について、明るい兆しが感じられた。参加の可能性は、90%に近いと見ている」と話しました。
さらに、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が、「北韓が参加するとしても、開幕ぎりぎりのところで最終決定を下すだろう」という考えを示したことについて、「少し早まる可能性がある」と述べました。
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