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米メディア 「北韓の次の資金稼ぎ手段はビットコインハッキング」

ニュース2017-12-22
米メディア 「北韓の次の資金稼ぎ手段はビットコインハッキング」

北韓に対する国際社会の制裁が強化されているなか、北韓が資金を稼ぐためにビットコインのハッキングに取り組んでいるとみられるという分析が出ました。
アメリカの情報技術専門メディア「テククランチ」が現地時間の21日にまとめた分析によりますと、北韓は、これまで、麻薬取引、絶滅危機の動植物取引、マネーロンダリング、偽造貨幣取引などで資金を稼いできましたが、次の目標は、ビットコインになると思われるということです。
テククランチは、北韓がすでに仮想通貨分野でハッキングを試みたとみられる根拠が感知されていると分析しています。
根拠として、2014年ソニー・ピクチャーズ・エンターテインメントに対するハッキング攻撃の背後にあるとされたハッカー集団ラザルス「Lazarus」グループが北韓政権と連携していると疑われていることが代表的な例だと、テククランチは主張しています。
北韓は、全世界10の銀行に対しサイバー攻撃を行った経験があるとされています。
さらに、米国内で発生した最大規模の仮想通貨取引所ビットサムに対するハッキング事件にも北韓がかかわっていたとみられる証拠が情報機関により見つかったとテククランチは伝えています。
実際、韓国の情報機関の国家情報院は、ハッキング集団ラザルスの悪性コードが仮想通貨取引所のハッキングに使われていたコードと同じものであることを確認したとしています。
テククランチは、北韓がビットコインに関心を持っている理由として、ビットコイン市場が韓国・日本・ベトナムなどで拡大していることや、多様なハッキング技術を活用できる点などを挙げています。

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