日本メディア 「米中が北韓制裁情報共有へ」

米中両首脳が11月上旬に会談した際、核・ミサイル開発を続ける北韓への制裁の履行状況や、北韓経済に与える影響などの情報共有を進めることで一致していたことがわかったと、朝日新聞が複数のアメリカ政府関係者の話として25日報じました。
複数のアメリカ政府関係者によると、北京を訪れたトランプ大統領と中国の習近平国家主席は11月9日午前、およそ1時間半にわたって会談し、北韓問題を集中的に議論したということです。
会談で、両首脳は、核・ミサイル開発を続ける北韓への制裁の履行状況や、北韓経済に与える影響などの情報共有を進めることで一致したということです。
実効性のかぎを握る中国の制裁履行について、透明性を高めるのが狙いとみられるということです。
北韓問題を管轄する米中両軍の担当部門間で定期的に会合を開き、直通電話も設けるということです。
また、会談で、習主席は、▼北韓の核保有を認めない▼核放棄するまで圧力をかけ続ける▼対北韓制裁などの措置について透明性を高めることを確認、国連安全保障理事会の制裁を強化し、完全に履行する考えを示したということです。
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