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五輪と核に言及した金正恩氏 米国「様子みよう」

ニュース2018-01-02
五輪と核に言及した金正恩氏 米国「様子みよう」

アメリカのトランプ大統領は、北韓の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が新年のあいさつで、「アメリカ本土全域が核攻撃射程圏内にあり、核のボタンが私の机の上にある」と主張したことについて、「ようすを見よう」と述べました。
トランプ大統領が現地時間の先月31日、記者らに対して述べたもので、北韓に対する圧力をさらに強化する考えを示唆したものとの見方も出ています。
一方、アメリカのCNNは、金正恩氏が「2月の平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックに代表団を派遣する用意があり、このため南北当局が会うこともできる」と述べたことについて、「金正恩氏が韓国に対し和解の手を差し伸べた」と分析しています。
中国国営のメディアは、金正恩氏の新年のあいさつについて、平昌オリンピックへの参加意思表明を中心に報じています。
中国共産党の機関紙「人民日報」は、「金正恩氏が冬季オリンピックに代表団を派遣する意思があると表明した」と報じ、「環球時報」は、南北が軍事会談を実施する可能性があると伝えました。
中国外務省は2日午後の定例会見で、金正恩氏の新年のあいさつについての立場を表明するものとみられています。
北韓の平昌オリンピックへの参加意思表明については前向きな評価をするとみられていますが、北韓が核保有を強調したことについてはどのような立場を示すのか注目されます。

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