来週9日におよそ2年ぶりに開かれることになった南北高官級会談について、文在寅（ムン・ジェイン）大統領は、韓半島の平和に向けた転機となるよう最善をつくす考えを示しました。
文大統領は5日、高齢者でつくる「大韓老人会」の幹部らを大統領府青瓦台に招いて昼食会を開きました。
大統領府青瓦台の朴洙賢（パク・スヒョン）報道官によりますと、この席で文大統領は2年ぶりに再開される南北高官級会談について「性急な期待は禁物だが韓半島の平和に向けた転機となるよう最善をつくす」と述べ、「平昌オリンピックを平和オリンピックにし、核問題を平和的手段で解決し韓半島に平和をもたらす一年になるよう努力する」と語りました。
また、文大統領は北韓との対話について、「強力な国防力をベースに積極的な姿勢で臨む」と述べ、実質的な成果を出すための対話を行う意欲を示しました。

[Photo : ]