文在寅（ムン・ジェイン）大統領とアメリカのトランプ大統領が10日電話で会談し、現在進行中の南北対話が北韓と米国の対話に繋がる可能性もあるという認識で一致しました。
トランプ大統領は、南北が対話を進めている間は、北韓に対する軍事的な行為を一切行わないと述べるとともに、「適切な時期と状況」という条件をつけた上で、北韓と対話する可能性はあると強調しました。
尹永燦（ユン・ヨンチャン）国民疎通首席秘書官が明らかにしたところによりますと、文大統領は、10日の午後10時から30分間トランプ大統領と電話で会談し、南北高官級会談について説明した上で、韓国とアメリカの協力体制をより強化することにしたということです。
文大統領は、この電話会談で、南北高官級会談の成果がトランプ大統領の確固たる原則と協力のおかげだったと評価しました。
両首脳の電話会談は、今回が9回目で、4日に行われた前回の電話会談で、南北会談の結果を共有することにした約束を履行するために行われたものでした。
一方、トランプ大統領は、この会談で、平昌冬季オリンピック期間中に韓国を訪問するアメリカの高官級代表団のリーダーとして、マイクペンス副大統領を派遣すると述べました。

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