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南北首脳会談準備委員会 16日午後初会議

ニュース2018-03-16
南北首脳会談準備委員会 16日午後初会議

4月下旬の南北首脳会談の開催に向けて、韓国の準備委員会が16日午後3時から大統領府青瓦台で初の全体会議を開きます。
初会合では、首脳会談の議題や、会談に向けた北韓側との実務接触の推進などについて話し合う予定です。
準備委員会は、首脳会談で南北関係改善への実質的な合意を導き出すための事前準備と、北韓との協議を担当するために15日に発足しました。
任鍾晳(イム・ジョンソク)大統領秘書室長が委員長を、趙明均(チョ・ミョンギュン)統一部長官が総括幹事を務め、青瓦台の鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長と張夏成(チャン・ハソン)政策室長、康京和(カン・ギョンファ)外交部長官、宋永武(ソン・ヨンム)国防部長官、徐薫(ソ・フン)国家情報院長、洪楠基(ホン・ナムギ)国務調整室長が委員を務めます。
青瓦台関係者は準備委員会の構成について、経済副総理がメンバーとして加わっていないなど、過去の南北首脳会談のときと比較して、経済よりも核問題に重きをおいた顔ぶれになっていると説明しています。今回の南北首脳会談は、米朝首脳会談に向けた事前準備の性格が強く、非核化など外交・安保問題に集中する狙いがあるとみられています。
一方、青瓦台は、南北首脳会談を1日だけの開催にすることを検討しているもようです。青瓦台高官は16日、南北首脳会談が1日だけの開催になるのかという記者からの質問に対し、「準備委員会で議論し、北側との実務接触を通じて確定するが、そうなるのではないか」との考えを示しました。
2000年と2007年に開かれた南北首脳会談は、北韓の平壌で2泊3日にわたって行われています。

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