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北韓の原子炉に稼働の兆候

ニュース2018-03-16
北韓の原子炉に稼働の兆候

アメリカ軍事情報会社IHSジェーンズは、新しい衛星画像を調べた結果、北韓の寧辺にある研究施設で、原子炉のうち1基の予備試験が始まった徴候を確認したと発表しました。
ジェーンズによりますと、2月25日に撮影された衛星画像には、実験用軽水炉(ELWR)と呼ばれる実験炉の煙突から蒸気が放出される様子が写っていたということです。
これについて、ジェーンズは、「機械の試運転を行っている徴候」と分析しています。
北韓がこの原子炉を発電に利用する計画なのか、それとも核兵器開発の意図があるのかは分かっていないということです。
アメリカのジョンズ・ホプキンズ大学の北韓研究機関「38ノース」によりますと、寧辺では隣接する原子炉でも、稼働の兆候が確認されました。
2月に撮影された衛星写真には、5メガワット原子炉の付近で発電ホールから蒸気が立ち上り、川の氷が解けている様子が確認されたということです。
これについて、「38ノース」は、「北韓が恐らく核兵器開発のためのプルトニウム生産を再開したことを意味する」と分析しています。

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