北韓高官がソウル市長を招待 年内に訪朝か

北韓が先月、平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック大会にあわせて韓国に派遣した代表団を通じて、朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長を北韓に招待したことがわかりました。
ソウル市が21日に明らかにしたところによりますと、朴元淳ソウル市長と対韓国窓口機関、祖国平和統一委員会の李善権(リ・ソングォン)委員長は先月11日に平昌冬季オリンピックの開催を記念するためにソウル国立劇場で開かれた北韓芸術団の公演の際、20分程度対話を交わしており、李善権委員長が「朴元淳市長にはいつも招待が提案されている」と述べ、訪朝を打診したということです。
ソウル市の関係者は「朴元淳市長が4月の南北首脳会談が終わってから年内にも北韓を訪れるだろう」と述べました。訪朝時期については、 上半期に南北首脳会談をめぐって日程が詰まっているため、下半期になる可能性が高いということです。
ソウル市は2019年にソウル市が開催する第100回全国体育大会に平壌の選手団を招待することや、ソウルと平壌が共同で開催することについて検討しています。
朴市長は、これまで機会があれば、適切な時期に北韓を訪れたいという考えを示していました。
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