韓米朝による非公式会合 終了

ファインランドで2日間の日程で行われていた韓国と北韓、そしてアメリカによる非公式会合が終了しました。
会合は20日と21日、フィンランドのヘルシンキで行われました。
韓国代表団として会合に出席した関係者によりますと、3か国の代表団は、韓半島の緊張緩和と首脳会談を成功させる必要性についてコンセンサスを形成したということです。
なかでも、韓半島の非核化や米朝首脳会談など主な懸案について幅広い意見交換を行ったということです。
北韓代表団は、非核化への意志や、体制を保障する案など非核化の見返りについては直接言及しませんでした。
今回の会議には、北韓でアメリカ通とされるチェ・ガンイル北米局副局長が出席し、注目を集めました。
ただ、韓国代表団は、ほとんどが学者で、アメリカ代表団は、トランプ政権とは距離のある民主党関係者らが出席したため、信頼構築にとどまったという指摘が出ています。
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