韓国芸術団の事前視察団 22日、平壌入り

4月初めに行われる韓国芸術団の平壌公演を前に、事前視察団が22日、2泊3日の日程で北韓を訪れます。
視察団は、大統領府青瓦台と統一部の関係者それぞれ1人、公演専門家4人の合わせて6人からなり、22日午後、北京から高麗航空を利用して平壌入りします。
視察団は、会場となる東平壌大劇場や柳京鄭周永(リュギョンチョンジュヨン)体育館を訪れ、舞台や照明、音響などを点検したあと、24日、帰国する予定です。
韓国芸術団の宿泊先になるとみられる高麗ホテルも訪れる見通しです。
一方、事前視察団が、アメリカの独自制裁対象となっている高麗航空を利用することについては、韓国の外交当局とアメリカとの間で協議済みとされています。
韓国政府は、160人規模の韓国芸術団が今月31日、チャーター機を利用して韓半島の西の海、西海の直航路を通じて北韓を訪れる案を進めていて、チャーター機による北韓訪問がアメリカの独自制裁の適用外とされるための協議もアメリカとの間で進めているもようです。
アメリカは去年9月から北韓を訪れた航空機の自国入りを180日間禁じる独自制裁措置を取っています。
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