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米の外交安保に保守強硬派 米朝首脳会談への布石か

ニュース2018-03-24
米の外交安保に保守強硬派 米朝首脳会談への布石か

アメリカのトランプ大統領が、 ポンペイオCIA局長を国務長官に、大統領補佐官にはボルトン元国連大使を起用する方針を明らかにし、アメリカの外交と安全保障の指導者はいずれも保守強硬派に変わることになりました。
これは5月にも行われる米朝首脳会談に備えた布石とみられ、首脳会談をめぐってアメリカ政界で取り沙汰されている、決裂した場合の責任論に備えるためという見方もあります。
アメリカの有力雑誌「ザ・アトランティック」は23日、「トランプ大統領に対して、北韓の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長との早期の首脳会談を薦めたのがボルトン氏だ。いち早く北韓の意図を把握し北韓に余裕の時間を与えないためだ」と分析しています。
ボルトン氏は補佐官への起用が発表された直後、「これまでの私の個人的発言は、補佐官就任をもって後ろに置いておく。私が今後、大統領に何をアドバイスするかを見てほしい」と述べています。
一方、ボルトン氏は北韓の非核化に向けて北韓がまず核を廃棄し、そのうえで、それに対する補償を行うという、かつてリビアに対して行った方式による非核化を主張しています。

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