北韓に改善求める決議採択 国連人権理事会

国連人権理事会は23日、ジュネーブで開いた総会で、北韓決議案を採択しました。
この決議は、北朝鮮が住民の福祉を犠牲にして資源を核兵器やミサイル開発に転用していることや、住民の半数以上が食糧不足で苦しめられ、十分な医療も受けられずにいることを、改めて指摘しています。
そして北韓に対して外国人の拉致の早期解決や、強制収容所の廃止などを求めています。
一方、今回の決議には、最近の南北関係の改善状況も反映され、平昌冬季オリンピックを契機に実現した南北対話を歓迎し、南北離散家族の再会や手紙の交換、故郷の訪問などを急ぐよう指摘しました。
[Photo : ]