ボルトン氏 「北の時間稼ぎ警戒すべき」

アメリカのトランプ大統領の国家安全保障問題担当補佐官に内定したボルトン元国連大使は、北韓が非核化交渉で時間を稼ぎ、大陸間弾道ミサイル開発を進めることを警戒すべきだと述べました。
ボルトン氏は25日、ニューヨークのラジオAM970のインタビューで、「北韓は核弾頭をアメリカ本土の標的に運ぶための手段は制限されている」としたうえで、「北韓は大陸間弾道ミサイルの開発を進めるために非核化のための交渉をできるだけゆっくりと進めようとするだろう」として、警戒しました。
そのうえで、「北韓は過去にも交渉を進めることで時間を稼ぎ、核開発を進めた」と指摘し、「非核化の交渉は迅速に結果を出せるよう本論から交渉を始めるべきだ」としました。
一方、アメリカのFOXニュースが行った世論調査では、63%が米朝首脳会談に賛成しましたが、76%は北韓が核を放棄するとは思えないと答えました。
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