国民の86% 南北会談に前向きな認識

南北首脳会談が4月27日に軍事境界線がある板門店の韓国側施設「平和の家」で開催されることが決まり、国内外の関心が高まっていますが、韓国人の86%は、南北首脳会談の開催について前向きに考えていることがわかりました。
国会議長室が韓国リサーチに依頼し、26日と27日の2日間、国民1000人を対象に行った世論調査の結果によりますと、南北首脳会談の開催について、「良いこと」と答えた人は85.8%で、「間違ったこと」と答えた人は8.8%でした。
軍事的な緊張緩和のための課題としては、「北韓の核・ミサイル挑発の中止」をあげた人が68.8%で最も多くなっています。
交流協力に向けた課題としては、離散家族の再会、自由な往来の許容、鉄道・港湾の連結などがあげられました。
南北首脳会談と米朝首脳会談が立て続けに開催される見通しであるにもかかわらず、「北韓は核とミサイルを決して放棄しないだろう」と考えている人は69.5%でした。
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