韓国と北韓は、南北首脳が直接話し合える直通電話の設置を進めています。
首脳間の電話の設置については、韓国の特使団が先月、北韓を訪問した際、4月27日の首脳会談の前に開通させることで北韓側と合意しています。
南北は７日、板門店の北韓側施設の「統一閣」で、これについての実務者協議を行い、技術的問題を話し合ったもようです。
この直通電話は、韓国大統領府では文在寅（ムン・ジェイン）大統領の執務室に設置することを検討しているとされ、北韓側は朝鮮労働党本部の金正恩（キム・ジョンウン）委員長の執務室に設置するものとみられています。
こうした中、韓国政府高官らは、6日、南北首脳会談が行われる板門店の韓国側施設などを視察しました。

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