南北首脳会談まで残すところあと10日となりました。
南北は今週、儀典・警護・報道・通信に関する実務協議を開き、首脳会談の開催に万全を期す方針です。
18日には儀典・警護・報道をめぐる2回目の実務協議を板門店の北韓側施設「統一閣」で行います。協議では、北韓の金正恩（キム･ジョンウン）国務委員長の移動経路や夫婦同伴の食事会、生中継を認めるかどうかなどが決まるとみられています。
首脳間のホットラインもさらなる協議を経て、近いうちに設置される予定で、遅くとも来週半ばには、最初の通話が行われる見通しです。
先月始まった板門店の韓国側施設「平和の家」の改装工事も順調に進められています。
1階にプレスルーム、2階に会談の会場、3階に会議室があり、首脳級の儀典に合わせるための内部工事や3階の大会議室を食事会が可能な空間にするための工事が行われているもようです。
南北首脳が議論する議題は閣僚級会談で決める予定で、1回目の会談が北韓側施設の「統一閣」で行われたため、2回目は韓国側施設「平和の家」で開かれるとみられています。
青瓦台の高官は、「2回目の閣僚級会談の日程も改装工事の進捗状況に応じて決まる可能性が高い」と話しています。

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