南北首脳会談リハーサル 南北がそれぞれ実施へ

27日に開かれる南北首脳会談に先立ち、韓国と北韓は会場となる南北軍事境界線にある板門店(パンムンジョム)の韓国側施設「平和の家」でそれぞれリハーサルを行います。
大統領府青瓦台が19日に明らかにしたところによりますと、韓国側のリハーサルは南北首脳会談準備委員会が中心となって、2回実施するということです。
1回目は24日午後に警護・儀典など分野別の責任者全員が参加して行い、2回目は26日に参加範囲をやや広めて細かなリハーサルを行うということです。
大統領はリハーサルには参加しません。
北韓の先遣隊も24日か25日に「平和の家」で韓国と同じ方式でリハーサルを行うということです。
また、首脳会談の現地本部が24日に「平和の家」から130メートルほど離れた場所にある「自由の家」の3階と、メインプレスセンターが置かれるソウル郊外の国際展示場、「KINTEX」に設置されます。
首脳会談での議題について最終的に協議する南北閣僚級会談の日程はまだ決まっていません。
統一部当局者は、「20日には開かれない」との見通しを示したうえで、閣僚級会談を必ず開くべきかどうかは、「実務会談での協議結果や北韓の立場、反応を踏まえて決定される」と述べました。
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