27日の南北首脳会談を控えて、板門店の北側施設「統一閣」で23日、3回目の南北実務者協議が開かれます。
南北の首脳がどういった形で最初に対面し、会談が終わったあとに共同記者会見をするかどうかなど、詰めの協議が行われます。
南北首脳の移動経路や金正恩委員長の夫人の李雪主氏が同行するかどうかも決まるものとみられます。
24日には会談が開かれる板門店の南側施設「平和の家｣で、当日の日程を最終的に点検するリハーサルも行われる予定で、リハーサルで問題点が見つかった場合は会談前日の26日にもう一度実務者協議が行われる見通しです。
一方、文在寅大統領は22日、首脳会談準備委員会を招集し、議題などについて最終点検しました。
南北首脳会談は米朝首脳会談の下準備の性格もあり、共同声明には具体的な内容は盛り込まれず、非核化の確認、軍事的緊張の緩和、離散家族問題などについて、包括的な内容が盛り込まれるものとみられます。

[Photo : ]