南北首脳会談まで、余すところ後3日となりました。
板門店では本格的なリハーサルが始まりました。
大統領府青瓦台によりますと、24日から板門店で南北首脳会談のリハーサルが始まったということです。
まず、24日には、韓国側の実務者によるリハーサルが、25日には、北韓側の先遣隊が参加する南北合同でのリハーサルが行われます。
会談前日の26日には、韓国側の公式随行員6人が参加して、最後のリハーサルを行い、準備状況を最終的に点検します。
同じ日に、南北が合意した最終的な日程の詳細もすべて公開されます。
青瓦台は23日、3回目の実務者協議の結果を発表し、南北が儀典や警護で最終的に合意したと明らかにしています。
それによりますと、両首脳は27日午前、初対面し、公式な歓迎式や首脳会談、晩餐会が続くということです。
歓迎式には、韓国軍の儀仗隊によるファンシードリルが含まれということです。
金正恩（キム･ジョンウン）国務委員長が初めて姿を現すとみられる北韓側の「板門閣」からの生中継を含む韓国側の記者団の取材も合意されました。
金委員長は、軍事境界線を歩いて越えて文在寅（ムン・ジェイン）大統領と初対面する可能性が高いとみられます。
また、晩餐会には、金委員長の夫人、李雪主（リ・ソルジュ）氏も出席するという見方が強まっています。

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