南北首脳会談 記者の数は3000人超の見通し

文在寅(ムン・ジェイン)大統領と北韓の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長による南北首脳会談のニュースを世界に伝えるメインプレスセンターが26日、ソウル郊外の国際展示場、「KINTEX」の第1展示場にオープンしました。
南北首脳会談準備委員会のプレスセンター支援団は、26日午前9時から首脳会談翌日の28日午前までメインプレスセンターを運営する予定です。
メインプレスセンターの中核施設となる統合ブリーフィングルームは、韓国メディア550席、海外メディア360席、自由席150席の記者席が設置され、およそ1000人の報道陣が同時に利用できます。
全ての記者会見は海外メディアの記者のために英語、中国語、スペイン語、アラビア語など9か国語で同時通訳され、報道資料は英文でも提供されます。
大統領府青瓦台の関係者によりますと、24日までに41か国・地域の460社のメディアから2850人が取材登録を行ったということです。現地での登録も可能なことから、記者の数は3000人を超える見通しです。
プレスセンター支援団は、メインプレスセンターとは別に、首脳会談を現場で取材する記者のために板門店(パンムンジョム)の「自由の家」でも27日にプレスルームを運営します。
南北首脳会談の主管放送局であるKBSは、板門店をはじめ、現場の生々しいニュースをリアルタイムで世界に発信する予定です。
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