文在寅(ムン・ジェイン)大統領と北韓の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長による27日の南北首脳会談が、午前10時半から始まるなど、くわしい日程が明らかになりました。
韓国政府が26日発表したところによりますと、金正恩国務委員長は、午前9時半に板門店の軍事境界線で、文大統領の出迎えを受け、徒歩で韓国側に足を踏み入れます。
その後、韓国軍の儀仗隊による歓迎式典などを挟んで、午前10時半から、韓国側の施設「平和の家」で首脳会談が始まります。
両首脳の初めての対面が9時30分、首脳会談が10時30分に始まることについて、北韓の標準時間を考慮して決めたものとの見方が出ています。
北韓は、2015年8月15日から、標準時間を韓国や日本の時間より30分遅らせた「平壌時間」を導入しています。
北韓の標準時間だと、金委員長は午前9時に軍事境界線を越えて韓国側に入り、午前10時に首脳会談が始まります。

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