アジア競技大会 南北合同チームに6競技が前向き

8月にインドネシア・ジャカルタで開かれるアジア競技大会で、南北の選手団が合同で入場行進することで合意したことを受けて、史上初のアジア競技大会での南北合同チームの結成に向けた動きが始まろうとしています。
文化体育観光部は、ことし開かれた2018平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックで、女子アイスホッケー南北合同チームが平和オリンピックの精神を実現し、大きな感動を生み出したことから、ことしのアジア競技大会でも、一部の競技で南北合同チームを結成することを目指し、準備を進めています。
文化体育観光部がこのところ、大韓体育会を通じてアジア競技大会の40競技の団体に南北合同チーム結成の意向を調べたところ、バスケットボール協会をはじめとする6つの団体が前向きな姿勢を示したということです。
南北合同チームの結成に前向きなのはバスケットボール、柔道、体操、テニス、カヌー、ボートで、このうち最も積極的なのはバスケットボールだということです。バスケットボールは、1999年と2003年の2回にわたって南北統一バスケットボール大会を開催しています。
大韓体育会の関係者は、「今回の調査は、合同チームを無理に進めることを避けるため、競技団体の意向を把握するためのものだ」と説明しています。
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