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周辺4か国も南北首脳会談に期待感

ニュース2018-04-27
周辺4か国も南北首脳会談に期待感

アメリカ、日本、中国、ロシアの韓半島周辺4か国は、27日に行われている南北首脳会談について、成功を祈願するとともに、期待感を示しました。
アメリカのホワイトハウスは、27日午前9時半頃、文在寅(ムン・ジェイン)大統領と北韓の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が板門店で初めて対面した直後、声明を発表し、「韓半島全体のための平和と繁栄に向けた進展につながることを希望する」と述べました。そのうえで、「アメリカは同盟国である韓国との緊密な連携を高く評価し、数週間内に予定されているトランプ大統領と金正恩国務委員長による首脳会談の実現に向けて着実に議論を続けていくことを期待している」としました。
日本の菅義偉官房長官は、27日午前の記者会見で、南北首脳会談について、「両首脳間で真剣な論議が行われるものと考える。きょうの会談の実現に至るまで、これまでの韓国政府の努力を称賛したい」と述べました。そのうえで、「拉致・核・ミサイルといった諸懸案の包括的な解決に向けた前向きな議論を期待したい」と述べ、日本人拉致問題の解決に期待を示しました。
中国も、首脳会談を目前にした26日、会談の成功に期待を示しました。
中国外務省の華春瑩報道官は26日の定例会見で、「南北首脳会談が成功して韓半島問題で良いニュースが続き、恒久的な平和につながる正しい道を開くよう希望する」と述べました。
ロシア政府も期待感を示しています。
ロシア外務省のザハロワ報道官は26日、「南北間の政治プロセスは待ちに待ったものだ。首脳会談の成功を心から願っている。韓半島をめぐる問題についてロシアは平和的解決に貢献する用意がある」と述べました。

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