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「南北間の鉄道をユーラシアまで」 民間団体

ニュース2018-04-30

27日の南北首脳会談で合意された南北間の鉄道や道路の連結について、韓半島内に止まらず、ひいてはロシアやヨーロッパ地域までつなぐことも考えるべきだという見解が出されました。
韓国と北韓は、韓国の江原道(カンウォンド)と北韓北東部の咸鏡南道(ハムギョンナムド)をつなぐ鉄道の東海(トンヘ)線と、韓国のソウルと北韓北西部の平安北道(ピョンアンブクド)をつなぐ京義(キョンイ)線の鉄道や道路の連結と活用に向けて実践的な対策を取っていくことで意見が一致しました。
これについて民間団体の「南北物流フォーラム」は、南北の経済協力を進めるためには、まず物流のルーツを確保する必要があるため、南北が鉄道や道路の連結に同意したことは大変意義深いと評価しました。
さらに、南北間の鉄道や道路の連結事業においては、物流ルーツの多様化を図るため、韓半島内に止まらず、ひいてはロシアやヨーロッパまでつなげていくことも考慮する必要があると強調しました。
南北間の鉄道をつないだあと、ロシアの南部を東西に横断する世界最長の鉄道であるシベリア鉄道とさらにつなげていくという構想は、2000年6月に行われた南北共同宣言でも盛り込まれており、実現されるかどうかが注目されます。

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