韓露首脳が電話会談 南北露3カ国の協力で一致

文在寅大統領は29日、ロシアのプーチン大統領と電話会談し、韓国と北韓、ロシアの3カ国による経済及び安全保障分野の協力を進めることで一致しました。
文在寅大統領は電話会談で、南北首脳会談の結果について説明しました。
プーチン大統領は、「鉄道やガス、電力が韓半島を経由してシベリアにつながれば、韓半島の安全と繁栄に寄与する」として協力拡大を提案し、文在寅大統領は、「3カ国の協力事業について共同研究を始めたらよい」と応じました。
プーチン大統領の提案は、南北首脳が署名した板門店宣言に南北の鉄道連結が盛り込まれたことを念頭に置いたものと受け止められています。
一方、プーチン大統領は文在寅大統領に6月にロシアを訪問するよう要請し、具体的な日程を調整していくことになりました。
プーチン大統領は、6月に訪問すればサッカーの韓国とメキシコ戦を観戦できるとしたということです。
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