韓国軍は、先の南北首脳会談の合意を受けた措置として、１日から南北軍事境界線付近で北韓向けの宣伝放送に使っていた大音量拡声器の撤去を始め、撤去作業をメディアに公開しました。
先の南北首脳会談で発表された「板門店（パンムンジョム）宣言」では、「5月1日から軍事境界線一帯で拡声器放送とビラの散布をはじめ全ての敵対行為を中止し、その手段を撤廃する」としています。
韓国軍はこの合意を受け、最前線に設置していた、およそ40台の固定式と移動式の拡声器を順次、撤去することになりました。
韓国軍によりますと、北韓も最前線に設置していた拡声器の撤去を始めているのが確認されたということです。

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