北韓の朝鮮労働党の機関紙「労働新聞」で、韓国やアメリカに対する非難が目に見えて減りました。
2日付の労働新聞の6面には、中国の習近平国家主席の湖北省視察や、中国外交部報道官のイランの核合意に関する発言など、多様な国際ニュースが掲載されましたが、韓国やアメリカを激しく非難する記事はみられません。
ことしに入ってから労働新聞の国際面である6面では、文在寅（ムン・ジェイン）政権に対する非難はほぼなくなり、米朝首脳会談が大方決まってからは、アメリカのトランプ大統領に対する直接的な非難もほとんどみられなくなっています。
ただ、アメリカの政治制度や対外政策などに対する基本的な非難や、韓国の保守勢力、日本に対する非難は、今でも掲載されています。
一方、労働新聞に掲載される国際ニュースは、その多くが中国やロシア、イラン、アフリカなど、北韓と良好な関係にある国のニュースとなっています。
 

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