4月27日の南北首脳会談の合意事項を実現するために構成された「板門店宣言履行推進委員会」は、今月の中旬までに南北高官級会談を開き、必要な協議を行う方法で進める方針だと、3日に明らかにしました。
履行推進委員会は、この日の午後、初の会議でこのように決定し、このため北韓と連絡を取る予定だということです。
大統領府青瓦台の関係者は、「高官級会談が実現すると、韓国からは趙明均（チョ・ミョンギュン）統一部長官が出席する見込み」と説明しました。
日程が米朝首脳会談と重なる可能性があるという指摘もありましたが、「南北高官級会談は、 米朝首脳会談とは別途で進めるということです。
また、南北高官級会談が南北首脳会談以降に行われる初の南北の接触になるのかという質問については、この関係者は、「板門店宣言によると、軍の高位当局者会談や赤十字会談なども進めることになっており、それはそれで進める予定だが、包括的な話し合いをするために先ず高官級会談から行うことになる可能性が高い」としています。
他にも、6.15記念南北合同文化行事の実現可能性や、開城（ケソン）連絡事務所の開設時期についも「高位級会談で先に話し合わなければならない」と述べました。

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