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板門店の見学問い合わせ急増 南北会談受けて

ニュース2018-05-04
板門店の見学問い合わせ急増 南北会談受けて

南北首脳会談が開かれた歴史的な場所である軍事境界線上の板門店(パンムンジョム)に対する市民の関心が高まっています。
統一部の関係者が4日明らかにしたところによりますと、南北首脳会談当日、板門店の見学方法を問い合わせるため統一部の関連部署に電話した人が多かったということです。首脳会談以降も、団体や学校などから板門店見学に対する問い合わせが大きく増えているということです。
板門店は、申し込みをすれば毎週火~土曜日に見学可能ですが、先月初めからは南北首脳会談の準備で一般人の見学は一時中止されており、再開時期はまだ決まっていません。
統一部関係者は、「板門店の見学は普段は2~3か月待ちだが、板門店への関心が高まり、見学が中断された期間に累積した申し込み者もいるため、実際に見学するまでさらに長く待たねばならない可能性もある」と話しています。
韓国人の板門店見学の申し込みは通常、情報機関・国家情報院のホームページから行うようになっています。30人以上45人以下の団体で、申し込み日から2か月後以降の日付で見学を申し込むことができます。申し込む際には警察の身元確認手続きなどに必要な書類を提出しなければなりません。
国家情報院は、申し込み団体が多い場合は4~5か月待ちになる場合もあると案内しています。
見学当日には「自由の家」や「帰らざる橋」など板門店の韓国側地域の主な施設を回りますが、南北首脳会談が行われた「平和の家」は見学コースに含まれていません。

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