韓中首脳が電話会談 終戦宣言などで連携確認

文在寅(ムン・ジェイン)大統領と中国の習近平国家主席は4日夜、電話で会談し、南北首脳会談の成果を踏まえ、韓国戦争の終戦宣言に向けて両国が緊密に協力することで一致しました。
このなかで文大統領は、習近平国家主席が北韓の非核化を牽引し南北首脳会談を支持してくれたことに感謝の意を表明し、韓半島の完全な非核化に向けて中国政府の積極的な協力と役割を要請しました。
これに対して習近平主席は南北首脳会談の成功を祝い、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が3日に中国の王毅外相と会談した際、「完全な非核化と南北間の敵対の歴史に終止符を打つ」という強い意思を表明したことを明らかにしました。
両首脳はまた韓国戦争の終戦宣言と、休戦協定を平和協定に転換する過程で両国が緊密に協力することで一致しました。
韓国戦争は、韓国・アメリカ対北韓・中国が1950年からおよそ3年間戦ったあと、休戦協定を結び、休戦状態となっています。
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