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シンガポールが有力 米朝首脳会談の開催地

ニュース2018-05-10
シンガポールが有力 米朝首脳会談の開催地

アメリカのトランプ大統領が米朝首脳会談の開催場所を「板門店ではない」と明らかにしたことで、シンガポールでの開催が有力視されています。
アメリカのCNNテレビが現地時間の9日、報じたところによりますと、シンガポールでは会談開催の準備を指示されたアメリカ政府関係者が、動いているということです。
トランプ大統領の最終的な決定が必要ですが、アメリカは事実上、シンガポールを念頭に置いて会談の準備を進めているもようです。
トランプ大統領が現地時間の9日の閣議で、会談の開催場所について「板門店ではない」と明らかにしたことで、以前から取りざたされていた板門店は候補地から外されました。
シンガポールは、2015年の中国・台湾間の会談をはじめ、対立する国の指導者が集まって和解と協力を話し合う場として活用されており、
警護やマスコミへの対応など、米朝首脳会談のような歴史に残る会談に見合った環境がすべて整っていると評価されています。
また、北韓の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の専用機がノンストップで行ける距離であることも、理由として挙げられます。
しかし、一部では、トランプ大統領が劇的な効果を狙って、平壌を開催場所に選ぶ可能性もあるという見方が出ています。
会談の開催日については、いまのところ、今月末よりは、来月8日に開かれるG7=主要7か国首脳会議の前の方が可能性が高いとされます。
トランプ大統領は、3日以内に会談の開催日や場所を発表するとしています。

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