WFP事務総長 統一部長官に訪朝説明

今月8日から11日まで北韓を訪れた国連世界食糧計画(WFP)のビーズリー事務局長が、韓国の趙明均(チョ・ミョンギュン)統一部長官と会談し、北韓訪問の結果を説明しました。
統一部によりますと、趙長官は15日、政府ソウル庁舎でビーズリー事務局長と会談したということです。
会談で、ビーズリー事務局長は、趙長官に北韓訪問の結果を説明し、世界食糧計画が北韓に対して行っている栄養支援事業の現状を共有しました。
趙長官は、北韓に対する栄養支援事業を含む、世界の飢餓と貧困を撲滅するための世界食糧計画の活動を評価するとしたうえで、今後も統一部と世界食糧計画が緊密に協力していくことを望むと述べました。
統一部は去年9月に南北交流協力推進協議会を開き、世界食糧計画など国際機関を通じて北韓の母子保健事業に800万ドルを南北協力基金から支援することを決めていますが、実施の時期はまだ決めていません。
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