核実験禁止取組みに参加 北韓代表部大使
北韓の韓大成(ハン・デソン)国連代表部大使は15日、ジュネーブの国連欧州本部で開かれた軍縮会議で演説し、「核実験を全面的に禁止する包括的核実験禁止条約の取り組みに参加する」と語りました。
韓大成大使は、南北首脳会談を通じて緊張緩和や信頼構築に努めた北韓の役割を強調し、核実験と大陸間弾道ミサイル発射中止を表明したことを再確認しました。
北韓の高官が国際会議の場で核実験の全面中止に同調する方針を示したのは初めてで、米朝首脳会談を控えて、非核化に向けた前向きな姿勢をアピールする狙いがあるとみられます。
包括的核実験禁止条約は、あらゆる空間での核実験による爆発、その他の核爆発を禁止する条約で、1996年9月に国連総会で採択され、166カ国が批准していますが、核兵器保有国を含む44カ国は批准していないため、未発効の状態です。
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