北韓の金正恩（キム・ジョンウン）国務委員長は、朝鮮労働党の中央軍事委員会の会議に出席し、軍の引き締めを行ったもようです。
北韓の朝鮮中央通信は18日、金正恩（キム・ジョンウン）国務委員長の指導の下、朝鮮労働党中央軍事委員会第7期第1回拡大会議が開かれ、国家防衛事業全般にわたる改善のための一連の組織的対策が討議、決定されたと伝えました。
朝鮮労働党の中央軍事委員会の会議が開かれたのは、2016年5月以来です。
朝鮮労働党中央軍事委員会は、軍事分野のあらゆる事業を指導する機関で、基本的な軍事政策や戦略の策定を担当しています。
来月12日に開かれる予定の米朝首脳会談を前に開かれた今回の会議では、北韓が核兵器の廃棄を念頭に置き、新しい国防政策を採択した可能性があるものとみられています。

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