米、B52爆撃機の飛行計画を変更 北韓の会談再考示唆後

アメリカ、韓国、日本の3か国が今週、核兵器を搭載可能なB52戦略爆撃機2機の飛行計画を変更し、韓半島上空を飛ばないようにすることで合意していたことが分かりました。
アメリカメディアが18日、国防当局者の話を引用して伝えました。
北韓は韓米日3か国による今回の決定に先立って、韓半島周辺でのアメリカの軍事演習に対して反発を表明し、来月12日に予定されている米朝首脳会談の再考を示唆しました。
アメリカの当局者が18日明かしたところによりますと、B52は17日、アメリカ領のグアムを離陸し、韓半島の南方および南東方を飛行したものの、韓国の領空には進入しなかったということです。
こうした飛行経路変更の決定が金委員長の声明に対応したものかどうかは不明としています。
ただ、アメリカが挑発的な行動に乗り出していると北韓が主張できる余地を減らす取り組みの一環と指摘しました。
当局者はまた、B52の展開は数年来続いてきたもので、軍事演習とはみなされていないと強調しています。
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