韓米外相 「対話機運の維持」を確認

康京和(カン・ギョンファ)外交部長官とアメリカのポンペイオ国務長官は25日、米朝対話に向けた環境を整えるために努力を続けていくことで合意しました。
康京和外交部長官は25日、アメリカのポンペイオ国務長官と電話で会談し、来月12月に予定されていた米朝首脳会談の中止について掘り下げた意見交換を行いました。
会談で、ポンペイオ長官は、米朝首脳会談の中止の背景やアメリカの立場について詳しく説明し、アメリカは北韓と対話を続ける用意があり、その条件を整える努力も続ける考えを表明しました。
康長官は、会談中止に遺憾を表明する一方、苦労して整えた対話の機会が生かされるよう、韓米が努力する必要性を強調しました。
両外相は、米朝首脳会談の中止を受けて北韓が発表した金桂冠(キム・ゲグァン)第1外務次官の談話についても意見交換し、北韓が談話で米朝対話を続ける明確な意思を示した点に注目し、対話の機運を維持できるよう、多様な方法で努力することを確認しました。
[Photo : YONHAP News]