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国家情報院チーム 韓米首脳会談後に訪朝

ニュース2018-05-28
国家情報院チーム 韓米首脳会談後に訪朝

韓米首脳会談直後に韓国の国家情報院の関係者が非公開で平壌を訪問し、北韓側関係者と会談したことが分かりました。
関係筋が明らかにしたところによりますと、国家情報院第2次長ら3人が23日に平壌を訪れ、北韓側関係者と会談したということです。
韓米首脳会談を終えて文在寅大統領が帰国の途についた時点です。
国家情報院関係者は北韓側関係者に対して、米朝間の隔たりが大きく、米朝首脳会談に向けて調整が必要だという点を強調したということです。
韓米首脳会談で米朝間の隔たりが大きいことを確認した文在寅大統領が国家情報院関係者の平壌訪問を指示したとされています。
トランプ大統領は24日に会談中止を発表しましたが、北韓側はその直後に韓国の国家情報院の関係者に会談を予定通り開催する用意があるとの意向を伝えたということです。
一方、韓国の徐薫(ソ・フン)国家情報院長は、トランプ大統領が会談中止を発表した翌日、板門店の北側施設で北韓の金英哲(キム・ヨンチョル)労働党副委員長と会談しましたが、金英哲労働党副委員長はその席で、文在寅大統領と金正恩国務委員長による2度目の南北首脳会談を提案し、南北は25日夜から26日午前にかけて準備を進め、26日午後に板門店の北側施設で首脳会談を行いました。
徐薫国家情報院長はアメリカのポンペイオ国務長官と金英哲労働党副委員長を取り次ぐ役割を果たしていて、ポンペイオ長官の2度の訪朝も徐薫国家情報院長が仲介したとされています。
ところで、大統領府青瓦台の報道官は、韓米首脳会談直後に国家情報院の関係者が非公開で平壌を訪問して北韓側関係者と会談したとする報道について、事実ではないとして否定しました。

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