核弾頭迅速に国外搬出要求 北韓は躊躇

米朝首脳会談の調整のため、アメリカと北韓は27日から事務レベルの協議を行っていますが、アメリカ側は北韓が保有している核弾頭を国外へ搬出することを求めていると、共同通信が報じました。
それによりますと、アメリカ側は北韓が保有していると推定される20余りの核弾頭を速やかに国外に搬出することを求めているということです。
ただ、この問題で米朝は依然として隔たりがあり、合意に至るかどうかは不透明だとしました。
北韓は核弾頭とミサイルのすべてを国外に搬出することについては躊躇していて、段階的措置として、まずは大陸間弾道ミサイルなどを国外に搬出することをアメリカ側に提案しているとの見方もあります。
共同通信は、事務レベルの協議で合意できない場合、トランプ大統領と金正恩国務委員長による首脳会談で談判することになるだろうとしました。
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