金正恩氏「非核化の意志は一貫、段階的に解決を」

北韓メディアは1日、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長がロシアのラブロフ外相と会談し、「韓半島非核化の意志は変わりなく、一貫している」と述べたと伝えました。
1日付の労働新聞は、金正恩委員長が、5月31日に行われたラブロフ外相との会談で、「韓半島非核化に対する我々の意志は変わりなく、一貫している」と述べたと伝えました。
そのうえで、米朝関係と非核化について、「それぞれの利害に合致する解決方法を模索し、段階的に解決していく」と述べ、「建設的な対話で問題の解決が進むことを希望する」としています。
北韓の金英哲(キム・ヨンチョル)朝鮮労働党副委員長が1日にアメリカを訪問し、トランプ大統領に金正恩委員長からの親書を手渡すことになっていますが、親書にもこうした内容が盛り込まれているとみられ、注目が集まっています。
一方、労働新聞によりますと、ラブロフ外相は、プーチン大統領からの親書を金正恩委員長に渡したということです。
[Photo : YONHAP News]