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文政権 民間交流の訪朝を初承認

ニュース2018-06-01
文政権 民間交流の訪朝を初承認

政府は5月31日、北韓から招待を受けた、民間団体の理事長を務める僧侶の北韓訪問を承認したと発表しました。
文在寅政権下で、民間交流目的の訪朝が認められたのは初めてです。
訪朝が認められた僧侶は、来月2日から5日間、平壌(ピョンヤン)を訪問し、北韓の仏教界関係者らと面会する予定で、朝鮮戦争時に破壊された金剛山(クムガンサン)の楡岾寺(ユジョムサ)の復元問題などを協議するということです。
統一部当局者は、「宗教交流を目的にする訪朝で、多方面で交流を活性化する側面から承認した」と説明しています。
文在寅政権は、去年5月の発足以来、南北間の民間交流の再開を北韓に重ねて求めてきましたが、北韓は4月27日の南北首脳会談後も韓国の民間団体に訪朝のための招待状を送りませんでした。
今回の僧侶の訪朝を機に、南北の民間交流が本格化するか注目されます。
南北は、1日に開かれる高位級会談で、民間交流の活性化についても議論することにしています。

[Photo : KBS News]

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