トランプ氏と金正恩氏 揃って好感度が上昇

韓国では、アメリカのトランプ大統領と北韓の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長に対する好感度が、いずれも大幅に上昇していることがわかりました。
世論調査会社の韓国ギャラップが5月29日から31日にかけて、全国の成人男女1000人を対象に行ったアンケート調査で、トランプ大統領に対する好感度は32%と、米朝首脳会談を受け入れた直後のことし3月に比べて8ポイント上昇しました。
同じ期間、金正恩委員長に対する好感度は10%から31%へと、大幅に上昇しました。
トランプ大統領への好感度は、年齢が高いほど高く、一方で、金委員長に対する好感度は40・50代で最も高く、20代で最も低くなっています。
韓国ギャラップは、「金委員長への好感度は、4月末の南北首脳会談での合意の履行や米朝首脳会談の結果などによって変わるとみられる」としています。
一方、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率は75%で、先週より1ポイント下がりました。
文在寅政権の政策を支持しないとする否定的な意見は15%で、前の週に比べて1ポイント上がりました。
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